Track by三笠 優子
瀬音さみしい 湯の宿に みれんと云う名の 荷物をひとつ 捨てに来たのと 涙ぐむ やせた女の ほつれ髪に 椿散る 散る 湯の宿かなし <♪> そっとつぎたす お酒にも おもい切れない 面影浮ぶ せめて酔せて あの人を 忘れさせてと むせび泣く 椿散る 散る 湯の宿かなし <♪> どこかわびしい 三味の音が あれた心を いやしてくれる 水に流れる 花でさえ 別れ惜しんで 浮きしずみ 椿散る 散る 湯の宿かなし