薄い芝生 土が肌をみせる場所で 降りてくる光と咲き始めた感傷 双子のように寄り添ってる どちらにも心を置いておきたい いつしか私の歌になっていく 今すべてを寒空に捨てたら この箱の中に重ねてた 歌が視線を追いかけてくる ri―rarara ri-rara 何百もの色彩を抱きしめたことを 誰にも伝えられない 寂しさだけ際立ってるこの境界線 余白残しながら答えださず歩く 何年後かもっと別の影に動かされて その背中がつぶやく言葉をただ 歌いたいの 今すべてをこの夜に捨てたら 泣きたい場所だけを探すような 乾いた曲線をつくるだけ ri―rarara ri-rara 何千もの涙から語り繋ぐもの この歌が風を起こす 声を拾ってくれたら 声が届いているのなら ri―rarara ri―rarara ra 今すべてを寒空に捨てたら この箱の中に重ねてた 歌が視線を追いかけてくる ri―rarara ri-rara 何百もの色彩を抱きしめたことを 誰にも伝えられない