もう何をしているのかも わからないけど どこで誰と居るかも もうわからないけど きっとまたひどく癖がかかる 笑い声とその言い回し どこからか聴こえる気がして どこからか聴こえた気がしたけど 君はもう居ないよ 特別なことなど ひとつだってないと思っている 君があの日 本当に食べたいと思ったものとか そういうちょっとしたレベルで ゆっくりと戻れなくなって 僕たちはすれ違ってきて 君はすり減らしすぎてしまった 今じゃもう何の意味もない ことだけが残ったなあ 僕らは何になれたら よかったのだろうとか もう君は居ないよ 何かが終わるときって こういうものなのかな 長い長い人生には何度かあるらしい 山積みの仕事が終わって 少し早く家に帰って ちゃんとした夕飯を食べて ゆっくりと湯船につかって 普通に過ごしていく今日も きっと忘れているのだろう どこからどこまでだろう? 目を覚ましたとしても もう君は居ないよ どうかこれからの僕らに 光が降り注ぐように ねえ離れ離れでも 忘れないよ