ハッと止まって 鳴らす 音が 裸足の君を 隠すように カッとなり 怒鳴りあげる声が 頭の隅で 靄がかってく 解けかかる魔法 現実迫る ひたすら走る から まだ 醒めないでいてよ 左、左 右向け右へと 交わす声が倣う ただ 往く 目が覚める ため息が 食い下がった 見渡した部屋に 残されて 分かる 愛だけは 形なき 透明な 水を得たって泳ぎ踊る 灰を被っていた 私だ 待ってたらいいこと あるかなんてさぁ、 バカみたいだね 地に足もつかないね、 もう1回くらい ひと目見させて ご褒美くれたって いいでしょう 会いたいって聞かせてくれ 再会って夢みさせて 手がかり 手に1つ ガラスの欠片 会いたいって聞かせてくれ 再会って夢みさせて 私は 隠れて踊る 目が覚める ため息が 食い下がった 見渡した部屋に 残されて 分かる 愛だけは 形なき 魔法から 残されたって 見つけたの あの日から 目を奪った 姿、形が 茫然でも 分かる 愛だけは 形なき透明な 水を得たって 泳ぎ踊る 灰を被っていた 貴方だ