神様がくれた虹を追いかけて 知らない景色を縫って走った 無邪気な発明と鈍く光る武器を手に この位置まで辿りついて 生まれてきたからには 誰かの役に立たなきゃ、と 言葉を選ぶうちに わからなくなっていった あなたの願いは 僕の心は ねえもう一度 僕のために歌っていい? 価値のない歌かもしれない あなたの傷は癒やせない ねえもう一度 僕のために歌っていい? ステージライトは似合わない 僕は僕にしかなれないから 神様がくれた虹を追いかけて 知らない景色を縫って走った 迷子に慣れすぎた僕が選んだ この道の行き先はもう わからないよ 勝算などなくとも 前を向かなきゃならなくて 言葉が見つからない なにもなくなってしまった あなたの願いに僕は溺れる ねえもう一度 僕のために歌っていい? 価値のない歌かもしれない この声は届かない ねえそれでも 僕のために歌っていい? 僕は僕にしかなれない わかっているさ それでも いつかはあなたのために 歌えればいい 意味のない遊びの果てに いつかあなたに届けばいい