こんなはずじゃなかったんだ 気付いた時にはもう遅かった 君の使い古した「ありがとう」を 合図に足早に外に出た 1つ1つ君がくれたものを この手でたしかにつかんだのに 1つ1つこぼれ落ちては 拾い集め情けなく歩いてます どうして君に言えなかったんだろう こんな単純な一言さえも 悔しさと共に重たい荷物が 両手を塞いで上手く歩けない 今からでも伝えに戻ろうか? でも君を困らせたらいやだな だからこの気持ちはずっと胸の中 大切にしまっておこう ああ もう君は僕のことなんか すっかり忘れて次の人を 笑顔で迎えて送り出して 忙しない時間を過ごしてるんだろう いつの間にか当たり前になっていた 言わなくても通じるんだなんて 1番大事なことっていつも 全部終わった後でしか 気づけないもの どうして君に言えなかったんだろう こんな単純な一言さえも 悔しさと共に重たい荷物が 両手を塞いで上手く歩けない 今からでも伝えに戻ろうか? でも君を困らせたらいやだな だからこの気持ちはずっと胸の中 大切にしまっておこう ああ ちゃんと君に伝えればよかったな 「袋 1枚ください」って