彷徨いながら導かれる 蕾を抱えた庭園を抜けて 果てなく続く回廊は ひんやりした静寂 裸足で踏み出すこの一歩一歩 足跡から芽吹いてゆく音は歌う 聴こえてくるよ 聳え立つ扉を押す 101 bells ring 柔らかな光に包まれ わたしを見つめている 心揺さぶられる絵画に 重ねた物語 少しずつ色を足してゆく Ah 明日からも その先もずっと 描き続けるのだろう 新しいわたしに出会うために 迷い込んだこの部屋に 躊躇いもせず辿り着いたのはきっと 海の底にいるような瞬間も どんな瞬間も独りじゃなかった 叶えたい夢の続き 101 bells ring 大切なものを 手離してしまわないように きつく握っていた掌を 開いてみるんだ 立ちすくむわたしの背中を Ah 優しく押して 鐘は鳴り響く 開いた掌から 音が溢れて止まないだろう 101 bells ring その先へ 柔らかな光に包まれ わたしを見つめている 心揺さぶられる絵画に 重ねた物語 少しずつ色を足してゆく Ah 明日からも その先もずっと 描き続けるのだろう 新しいわたしに出会うために