何にもない今日を彩る様に 茜さす東京の部屋 椅子が傾いて 沈黙を幾度確かめ合うけど 分からないことだけが 積もるだけなんだ それなのになんで見つめ合ったら 次の言葉なんて どうでもいいな いつかの夢に魘される頃 有りもしない花の言葉を問うて 悪戯に何度 惑わされては 何にもない今日を歩けるように 袖に咲く真紅の道 標になって 「もういいよ」って 流れる時間(とき)に抗う手を 振ってよ 言葉たちの 人任せで甲斐性ないそのムードも 遷ろう声で 確かめさせて 取返しもつかない その先の話を 「もういいよ」って 下らないこと間違い合うこと 透明な糸 絡ませて解けなくなっても 醒めない夢で 笑う顔が見れたら それだけでいいから いつも通りを二人でいたいわ どうせ変わりはしない日々を歩いて 行こうよ