次に住むなら 火星の近くが良いわ ここじゃなんだか 夏が暑過ぎるもの 波のない日には 砂浜に二人で絵を描いて 消えるまでそこで笑ってほしいよ 夜になってさえ 彗星が瞬いていて あなたの髪に触れる 灯りもなしに 二つの月が 満ちかける暦に身を寄せて 思い出を残らず洗い流そうよ 子供のままで すぐ時が過ぎて 忘れた頃に また旅に出るの 子供のままで すぐ時が過ぎて 忘れた頃に また旅に出るの 次に住むなら 火星の近くが良いわ ここじゃなんだか 夏が暑過ぎるもの 照りつける日は 帰り着くあなたを目にして パラソルの影から手を振るよ