空⽿みたいにあなたをさがす 春先のベランダは雲ひとつない ⽬を閉じ会いたい誰かを思う その意味を本当は 知らずにいたのです その聲はいつまでも ⼿の届く場所にあるのだと おとぎ話の⼦供は信じて今⽇まで 来たのです ⼤きくはっきりと話しなさいと 叱られて育った家族の⾵景 だけどね こうして歌うときだけ なぜかしらお腹から声が出るのです この声はどこまでも 響くと思ってていいでしょう? 毎⽇はあなたに 知らせたい出来事ばかりです 喜びに出会うたび あなたがここに居ないことが 悔しくて寂しくて泣き 笑いになるけど この私も歳をとって ここを去って あなたにただいまと⾔う⽇まで ⼤きな、 ⼤きな声で歌って⾏こうと 思うのです