<望郷夢のれん 唄:北見恭子> <詞:松井由利夫 曲:岡千秋> <♪> お国なまりで ぽつりと話す お客さんの 言葉が しみじみ恋しい なつかしい 雨の横丁 駅裏酒場 泣いて別れた 妹を 思い出させて 故郷が揺れる <♪> 蝉じゃごんせん 妹でござる 妹なくなよ 気にかかる <♪> 惚れた男は 忘れたけれど 忘れないよ 妹の つんつん椿の 花えくぼ 雨に汽笛が ちぎれて消えて こころばかりが 飛んで行く 夢も昔の 故郷の空へ <♪> 盥回しの 情けにすがる そんなものね この世は 袖すり合うのも 縁なら 雨ののれんに にじんだ灯り 拾い集めて お客さん 歌いましょうよ 故郷の歌を