北浜おんなにゃ 化粧はいらぬ 銀のうろこで 肌ひかる べんちゃら言われて 嫁こにきたが 漁に出たなら 三月はおろか 長けりゃ ふた冬 待つ苦労 それでも嬉しい 漁師の女房 <♪> 膝っこかかえて ため息ついて 他人にゃこの態(ざま) みせられぬ 男の生き甲斐 海原千里 女の支えは 泣かせる情け ひとりじゃ蒲団が ひろすぎる それでも嬉しい 漁師の女房 <♪> 無線で届いた 大漁の知らせ 強いつもりが ついほろり 浜唄 恋唄 鴎の唄に 赤いゴム長靴 前掛けしめて 迎えるその日を 夢に見る それでも嬉しい 漁師の女房