見慣れない街に背を向けて 駆け上がった改札口 もう一度笑い合えるように そっと涙隠して歩いてる すれ違って行く人の流れ 分かり合えないことばかり もう二度と 戻らない時間が今日も また夜を長くする 十年後も二十年後も 変わらぬ声と話し方でそのまま なんでもない話をしよう その時まで僕はきっと 上手くやるさ 変わらない街並みの中で 変われないで残された あの店のウーロンハイが濃いめだっ た 嫌いにはなれなかった ずぶ濡れになったあの日 開花の予想は先送りになった 急行電車の通過待ち 二番線から強い風が吹いて もう会えなくても大丈夫 なんて強がり 季節は変わっていた 十年後も二十年後も 変わらぬ声と話し方のあなたと なんでもない話をしよう その時まで僕はきっと 上手くやるさ 僕等は大丈夫さ