ああ 人はどこへ 消えてくのか 枯れ葉舞い散る道を 白い影を見てた犬も 今は 家路について眠る 夕映え光り輝く祈り 金色の空が映す かげぼうし 道程が 人とは逆を行く世界でも 変わりはない 誰もが違う風吹かれてゆく 明日を背に 仰ぎ見た何かをつかめたなら 燃え盛るよ 炎の先 もう 乾いた土 忘れてくれ 地層の下に眠る そう 時が来たら 追わずに去れ 金色夜叉のように 風化した幾千の輝き 今でも誰かがそっと泣いている 永遠に続くものなどない世界から 生まれてきた 不確かな何かが続いている 時の中に 終わる事のない世界がある 燃え続ける 炎の先 道程が 人とは逆を行く世界でも 変わりはない 誰もが違う風吹かれてゆく 明日を背に 仰ぎ見た何かをつかめたなら 燃え盛るよ 炎の先 ああ 人はどこへ 消えてくのか 枯れ葉舞い散る道を