僕らを誰が責められる? 欲 緩やかに染め上げて 青い気持ちに引火した 白昼 滲む炎 ノートの端に押し付けた 跡 焦げ付いて戻らない 暗い瞼の裏側に 安息はなかった 才能がないの 愛される為の 傷付けたいわけじゃない 気付いて欲しいだけ 爪痕を残すように 折り目正しくずらす行為 重ならない陰の中で 浅い呼吸続けた 日の当たる場所歩く 流線型に憧れて 角の多い歪んだ手は まだ壊す事しか出来ず まるで見ようともしてない 他人 教科書に載ってない 答えがあるか教えてよ 同じ屋根の下 賽の河原で 積む石ならきっと 偽物のハリボテ 軽い罪をまだ 重ねても 足りなくて 空々しい上辺はただ 流れ流れいつの間にか 足元澱んだ 空白を埋めるように 欠けたピースを探しても 惜しむように集めてみた 絵がどこにも繋がらない こっち向いてよ 少しでいいから ただ声を聞かせて どうして生まれたの 爪痕を残すように 折り目正しくずらす行為 重ならない陰の中で 浅い呼吸続けた 日の当たる場所歩く 流線型に憧れて 角を削る為に触れた 手を認めて欲しいだけさ