街中の賑やかなレストランバー硝子 越しに君の事見つけて 目が合った瞬間に僕の欠けたカラダ のパーツが揃った 今夜もまたメランコリックな 雨の街 悪くはないね 君の白いカーディガンから聞こえる 外の冷気 君の風が 僕に触れる 今夜特別 僕にしか知らない 秘密君に この瞳で打ち明けたいんだ ちょっと違う 会話の間に 君が少しずつ真顔になる 尋常じゃないくらい溢れる 僕らしくもない仕草 今夜君にあげ る チェイサーのグラスの氷が カランと音を立てながら回り出す 完璧に聞き逃す今の君の話を とりあえずうなずく 今夜もまたメランコリックな 雨がほら 静かに踊る なんて切り出そうか どんな風に誘い出そうか 君の仕草 心さらう 「考え事なの?」と首をかしげて 気づいてない? 今 僕には君しか見えない 君が不意に 目を反らした 僕は少し微笑み浮かべる 尋常じゃないくらい波打つ 誰も知らないトキメキ 今夜君にあげる 今夜もまたメランコリックな 雨がほら 静かに踊る 人の減った通りを 街灯が一つ 照らして 君の風が 僕に触れる 今夜特別 僕にしか知らない 秘密 君に この瞳が暴走する 君が不意に 目を反らした 僕は少しずつ本気に変わる 尋常じゃないくらいトキメク 今夜は帰らないよね? 嫌と言わせない