冬になれば あなたと過ごした一年がいつの間にか終わる 春になれば あなたと一つずつ年をとり また一年を過ごすの 8月のセミシグレとおまつりの提灯の灯 ほんのりと照らすオレンジの影が 何気ない優しさ 呼び起こしてくれたね 9月になる あなたは誰もいない海で遠く浅瀬をながめて 10月には 燃えてる落ち葉舞い上がって火の粉のダンスしてるの 11月のとまどいは やるせなく二人を襲う 昨日よりも今日 今日よりも明日 すばらしい思い出 今年中におきるのかな 私にしか見せたことのない その笑顔 他の誰にも渡さないから 大晦日に粉雪 幕が降りてるみたい 今年一年のフィナーレ 春になれば 二人で新しい物語 始まりの歌くちずさむの