田舎の畦道を抜け しょっぱい汗拭う木陰 ピーカンパーコー 陽炎は妖怪の変幻 緑色の肌ゆらぐ影 あいまいに佇んでる やたら浅い川の中で 口を動かし伝えようとしても 町内放送で聞こえないよ 「あ、河童」 股眼鏡で覗く彼 いや彼女かそれ以外の 懐かしい気がする僕 森が少し冷たくうたう あのままで良い訳はなく 扇風機の前で暮らす怠惰 言い訳だけ伝えようとしても 町内放送で聞こえないよ 「繊細なタッチで 尻子玉抜くよ。」 「仕方ないよ。仕方ないよ。」 しぶきあげ走る8/32の夏の約束 Give it to me! Give it to me! Give it to me! 田舎の畦道を抜け しょっぱい汗拭う木陰 ピーカンパーコー 陽炎は妖怪の変幻 緑色の肌ゆらぐ影 あいまいに佇んでる やたら浅い川の中で 口を動かし伝えようとしても しょっぱい放送で聞こえないよ 「聞こえないよ」