エゴの産物として育った僕等を投げ 出して 看取ることを放棄した老婆 街は人ひとりもいないようだ 四畳半にぶら下がった肢体を蝕んだ その姿たるやまるで狼牙 とも言い切れぬ僕は誰なんだ? 始りは何時だってタイトなモノロー グ 言葉足らずな命こそエンドレス 拘泥して肯定して 振出しに戻って 負け犬のように踊る sha la la la la 誰もが祈っているでしょう? いつから僕等は神様になったつもり だよ 満ち欠けた月の奥で 僕はバケモノになってしまった 醜い姿ではお前を愛せやしないんだ よ 二度と戻れない定めと知っている 満たされない夜にそっぽ向いてピア ノを鳴らしている 背中越しに伝わった温度 噛み砕いた指輪は2カラット 息も絶え絶えに辿り着いたこの大迷 宮 アイロニー混じりのラブソング 夜空を照らす月さえリサイズ 透明な群像を追いかけて転んで 俯く影は何時かの僕だ 先天性の光も爆弾に変わって 深い闇に沈んでいく sha la la la la 誰もが祈っているでしょう? いつから僕等は神様になったつもり だよ 満ち欠けた月の奥で 僕はバケモノになってしまった 醜い姿ではお前を愛せやしないんだ よ 二度と戻れない定めと知っている 溶けて堕ちていく 夜の隅 仄かな愛に 視界が劣っていく 幾度の夜を明かせど この身が擦り果てるまで懺悔を繰り 返しても 許されないこのカルマ 思い出せない記憶の中で 踊り明かすこの人生に何と名付けよ う? と見世物は唄った 誰もが祈っているでしょう? いつから僕等は神様になったつもり だよ 満ち欠けた月の奥で 僕はバケモノになってしまった 醜い姿ではお前を愛せやしないんだ よ 二度と戻れないままに 生きろ