お湯を注いで3分間待てば君が蓋を 開け出てきてくれたらいいのに なんて思ってる 冷えっぱなしの部屋の窓を開けて 君に電話をしようかな なんてね 二日酔い アパートに帰った記憶すらなくて インスタントに君への想い 伝えられたらいいのに 口から出ないセリフがずっと目眩と 一緒にぐるぐるしている お湯を注いで3分間待てば君が蓋を 開け出てきてくれたらいいのに なんて思ってる僕はきっと世界で 一番 自己中で女々しくて ズルいんだろうな お湯を注いで3分間 短いようで長いなあ くしゃくしゃのシャツと空き缶が 転がる夏 冷えっぱなしの部屋の窓を開けて 君に電話をしようかな なんてね 言わずに後悔するならいっそ 想いの丈を今吐き出していこうぜ お湯を注いで3分間待つ間にも君は 他の誰かと手を繋いでいるのかなあ 気が狂いそうなくらいに四畳半で 歪な気持ち膨らまし一人果ててんだ お湯を注いで3分間待てば君が蓋を 開け出てきてくれたらいいのに なんて思ってる僕はきっと世界で 一番 自己中で女々しくて ズルいんだろうな お湯を注いで3分間 短いのか長いのか いつまでも待つと約束をしたこの夏 開きっぱなしのマンガ本を片付けて 君を迎えにいこう なんてね