夏が終わる気がしたあの日に するりと溢した言葉を探した どこへ行けども戻らないのに どうして胸が重くなるんだろう これで終わりならば僕たちは 頭を使わずに済んだのだろうか 鉄塔を見上げた先に見た 耀く光が眩しかったんだ 探していた物語は ここにあったのかもしれないな ここで出会えたあなたとだから 残せる記憶が大切に思えた 豪華な宝石を身に纏っても 変えられない輝きがその目に 宿ってる 背中を冷たく流れていく 希望のあと先掴めなくて 最果ての地目指す僕たちは あの日の誓いも捨て去っていた 履き違えた正義も今や 胸の奥で騒ぎ出している ここで出会えたあなたとだから 愛せる言葉が怖くなっていた 確かな光も過去の栄光も ここでは何もかもが 必要のないものなんだ ここで出会えたあなたとだから 残せる記憶が大切に思えた 豪華な宝石を身に纏っても 変えられない輝きがその目に ここで出会えたあなたがいたから 僕も愛することができるから 確かな光を浴びて歌うから あなたの笑顔を守るために 生きるよ