「あなた 女の子だけど 大丈夫ね ひとりでも」 ママは声をふるわせて そう言った 冷たい階段にひとり いつまでも すわりこんで 遠くかすんでく背中 みつめてた Out of Harmony 小さな私にも 崩れていく 音がきこえてたの 耳をふさいたまま 泣きながら部屋のすみで 眠ったね さびた鍵をポケットに 毎日いれておかないと 誰もあけてくれないの 重いドア 音のしない家の中 立ちすくんでひとりだけ 違う国にきたような 気がしてた Out of Harmony あの日もし私が 泣き叫んで しがみついていたら やり直せたかしら 誰も責められやしない 冷めた愛 <♪> Out of Harmony 小さな私にも 崩れていく 音がきこえてたの 耳をふさいだまま 泣きながら部屋のすみで 眠ったね