進むことを諦めた畦道に佇む トラックに 自分を 重ねああはなりたくないなとただ 進む 埃の膜を指で 突くようにボクの気持ちを 触ってみたり 模範解答棚を漁るけど落書きした ノートしかない始末で 花火が上がり氷雨に打たれ野を垂れ 生きる 朝に儚い陽射しに揺られ何処まで ニヒル 部屋を散らかして羽が舞う 蝋燭に火をつけ脳が垂れる 声が枯れるまでボクは歌う 後悔先に立たたず夢は飽く 呆然とした憂慮もどかしいフェンス 越しに落ちる夕陽を見下す したためたレター火に燃やして 焚べる 蛇口を閉めた時部屋の寂しさを知り 遮るように空白と寝る これが侘び寂びなら 美しくはないだろう 花火が上がり氷雨に打たれ野を垂れ 生きる 朝に儚い陽射しに揺られ何処まで ニヒル 部屋を散らかして羽が舞う 蝋燭に火をつけ脳が垂れる 声が枯れるまでボクは歌う 後悔先に立たたず夢は飽く