凍えた体を震わせて歩いた 頼りない両手を擦り合わせ ちぎれ雲の隙間に見えた 月よりも光る さんざめいたあの星に願いを込めて 見上げた夜空の三角を あなたと指でなぞった事 今でも忘れはしないよ どれだけ離れてしまっても あなたを信じて待つよ 白くなっていく言葉が 届きますように 二度目の冬だって画面越し、 いつもの声 あなたがくれたマフラーに顔を埋め 『雪が積もるらしい』 まるで子供みたいに笑う ここじゃない 遠くのあなたに思いを馳せ 何よりも輝やいていた、 星の名を呼ぼう あなたとの距離÷会えない時間が 降り積もった「会いたい」を また加速させる 幾年も重ねて光を放つ あの星のように 何処にいてもあなたを見つけるよ 見上げた夜空の三角を あなたと指でなぞったこと 今でも忘れはしないよ どれだけ時が過ぎ去っても あなたにまた会いにゆくよ 降り積もってく想いが募って 白くなってく言葉が届きますように