<♪> 胚なる 我 目醒めるも 視界の限り 影は無く 息吹も聴かぬ 虚ろが 群れて 跳ぬ 幽栖(ゆうせい) 無生 仄めく 聲 孵る前に あなたを探していた 幽契 無形 敢え無き 确(そね) 夢の裡(うち)に 界(さかい)を 殺したの <♪> 晦冥は目見(まみ)を鍛(かた)し 侵凌の徒は 嶺(ね)らを紛い 何処の空 重ねれど 崩れる 石を 醸みて 滴りを 刹那の 水に代えて その聲を探すの 幽栖 無生 仄めく 聲 孵る前に あなたを探していた 幽契 無形 敢え無き 确(そね) 夢の裡(うち)に 界(さかい)を 殺したの <♪> 然れど感(かま)くは 呼び合う 聲 見えぬも 然り 同じき ものに 生まれた 果て無き 慕情 明(さや)けし 聲 宿る前に あなたの傍に 居た 此ぞ 無上 孤峰の 虚空(そら) 在るを愛でる 有り触れた 心(うら)は 輝きの中に 妙音(おと)を 聴く <♪>