虚無の果て 流れる日々に 謳う 籠の中で 悶えながら 嘲笑う 冷めた視線に 黒い空を刻む 虚空の雨音 明日の我が身に震え 黙に溶けゆく 瞳を閉じても 何も変わらぬまま 夢の跡 浮きぼりとなり 深く 突き刺して 奪い去る 染まりゆく 闇の言霊 招く この世の果て 明日も我が身に震え 黙に溶けゆく 歪んだ世界で …微かに聴こえる 届かない譜に 重なる傷みよ 叫ぶ声さえ 何処へ 壊れてくれない 錆びついた鎖よ 枯れた世界で 縛られたまま 明日の我が身に震え 黙に溶けゆく 瞳を閉じても …消えない 届かない譜は 微かな記憶に 生きて華の様に散りゆく 離れてくれない 錆びついた鎖に 堕ちた世界で 囚われたまま 幻想(ゆめ)にさす光 世界が消える 導が操る 永遠の闇夜へと