君に想う言葉が こぼれ落ちないように 目を瞑って口先をそっと塞いだ 両手に余るほどの 想いが離れないように ポケットの中 手を繋いだ 夜を彩る線香花火 誰も知らない2人の秘密 恋に焦がれた盲目な嘘じゃ 優しくはなれないでしょ 時計の針は僕らを 落ち着かせないように 音を鳴らして終わりへと急がせた 人並みが白けた 取り残されたんだな ヴァイオレットのように 愛を探した 夜に惹かれた 儚い恋は 脆く短く熱く燃えていた 褪せた匂いに 想う夏模様 まるで小説みたいね 笑う星と 憂いている空 輝きが咲いていた 冷たくなる 風の残りが ここまででセーブした 伝えたいことも言えずに 変われないこと嘆いた こんな夜でも 幸せを願ってるんだ 恋に恋して 夜に見惚れた 淡い横顔に 心奪われ 2人だけの世界へ 夜を彩る儚い恋は ここだけの話にしよう アオに浮かんだ 線香花火 散りゆく2人みたいね