鏡に映るのは堕ちてゆく自分 僕を無視して世界は回る そんな僕に 「でも、ベッドの上から 踏み出せてる。 確かに貴方は強くなれてるよ」って 君がくれた その言葉で 世界の重力が弱まって 花の香りのように愛が漂った 翼が折れた鳥のような僕だけど 両手を広げれば今夜 どこまでも飛べそうさ 歳を重ねれば、重ねた努力より 結果ばかり見られるようになってた 満月でもない月 「綺麗」と誰かが言う 完璧じゃなくてもいいって 言われてるみたいで お月さまが羨ましかった 世界の重力が強くなって ベッドから起きれない そんな日は僕を信じてくれる 君を信じてみることにしたんだ 頭の中で描いた夢が もう泣かないように 笑い方を忘れた唇に もう一度、君が微笑みを こんな僕にくれたんだ 翼が折れた鳥のような僕だ でも、もう怖いものなんてない この夜は僕だけのものさ 世界の重力が弱まって 花の香りのように愛が漂った 翼が折れた鳥のような僕だけど 両手を広げれば今夜 どこまでも飛べそうさ