Track byodol
手紙の中身に 君なりの個性があって 並べたその文字に見惚れた 君の住む街に四月の花が咲いて 黒く染めた髪が舞う 季節を数えた いつかくれた服と この部屋の間取りが 似合わないけど それでいいような そんなこととか 君のこととか 生活に溶けてゆく 花のように その白い肌に月が映り込んで 化粧をする君に並んだ 火が灯る前の朝と夜の間に 街の光も届かない いつかの 君と見た映画の最後の曲とか 二人抱きあうあのシーンとか 覚えてないだろう? それでいいけど 君のこととか 明日のこととか