心を殺すとか 欲を捨てるだとか ずっともう癖になってた 誰も気付かないし それでもう良いのに どうしてわかっちゃうの あまりに尊いものみたいにそっと 優しい手で触れるから いつか鍵かけたはずの錆びた心 ゆっくり今開いていく あなたの背中も 息も言葉も 私を私にする魔法 2人で手を伸ばしたら 月にだって 届きそうな気がしてる そう信じたい 分かり合えることが 嬉しいことだとか たまに苦しいとか あなたの手を取ってから 知ったことばかり だけど心地よくて 癒えない傷でも 一人の寂しさに比べれば なんてことない 痣も瘡蓋も私の一部だって 今はそう言える気がするの 心を真似るように 広がった虚空が 次第に鮮やかになって ほらもう夜が明ける 過ぎ去った日々に意味があるなら きっと今 あなたを想う為 悲しい雨が降っても その肩が濡れぬように 抱きしめよう あなたの背中も 息も言葉も 私を私にする魔法 2人で手を伸ばしたら 月にだって 届きそうな気がしてる そう信じたい