誰も知らない岬のはずれまで 車を飛ばして 古い燈台 螺旋の階段を 2人で登ってみた 見下す海は 空を閉じ込めた 宝石 黄昏にキスをしないで 沈む夕陽は切なすぎて 潮騒の胸騒ぎたち 2人の恋は 暗くなるまで どうぞ 少し 待って… 月の合図で 入江が消える頃 無口でいたのは 街の灯りが 銀食器みたいで きれいなだけじゃないの… 夜空の時計 星座の文字盤 時間ね 突然にキスをしないで 腕の強さで 予感させて 前髪をあげてくれたら 私はそっと 瞳を閉じて どうぞ 愛に ふれて… 黄昏にキスをしないで 見つめられたら 恥ずかしいから 俯いたハートをそっと あげられるように 暗くなるまで どうぞ 少し 待って…