例え悪魔に正論かざして 向かってみても それはあくまで正当化 さして違いはないかも 今も今も揺れているけど 僕らはどこまで行くの 天使のささやきにも似た声が 聞こえた はたまたペテン師のまやかし 一際耳に響いていた 愛に悲哀に晒されながら 誇りまみれ道の途中 消えては浮かぶ逃避行 飲み込んだSOS 震える手を握り締めた たった一つの小さな約束が ほんの些細な思い出たちが いつまで経ってもこの胸を 焦がし続ける灯火になる ただ一筋の透明な光が 目の前を照らして行く 僕に出来ることはいくつもないさ 信じ抜いた先に手にした未来を 進んで行け 平気なふり命を溶かし燃やす灯 かりそめの想いを濾過して 火をくべるのが照明なら 光るその目に僕は何を問えばいい 脈を打つ胸の鼓動が何よりの証 それをただ息を切らし 鳴らし続けることで証明 闇に光に暴かれながら 共に走れ道の途中 孤独も眠る海の底 風も踊る空の上 遥か願うこの大地で たった一粒のこぼれた涙も そっと押し殺したため息も 脇目もふらぬ君には届かない方が いいだろう ただ一筋の透明な光よ どこまでも透き通って行け 僕に出来ることはいくつもないさ 決して見失わない心を宿して もしこの世界が全部 作られた偽物だとして 与えられた運命は 絡まった勘違いだとして それでも構わない ありふれた毎日の中に 譲れない理由がある たった一つの小さな約束が ほんの些細な思い出たちが いつまで経ってもこの胸を 焦がし続ける灯火になる ただ一筋の透明な光が 目の前を照らして行く 僕に出来ることはいくつもないさ ここに今が続いていく限り 握った手を離しはしないさ 信じ抜いた先に灯したアカシを 掲げて