丸くなってうずくまって 過ぎ去ってくときを待つより はみ出したりしながら今を歩きたい 見失ってまた迷って 間違ってしまったっていいさ 導き出してきた鼓動が ほら時を刻むだろう 疲れた体 昨日よさらば 街を抜ければ やがて見えるだろう ゆらりゆらりと 昇る朝日が 照らした 果てしない道 嬉しくなって下を向くのも 悲しくなって上を向くのも 何度も焼き付けてきたこと 綺麗だねって笑った君に 映った空の色だって わかるから I’ll say no more 振り絞って砕け散って それだってできることなら 誰かにとっての幸せを願いたい 立ち止まって息を吸って その刹那ふいに気がついた 初めから僕は僕のまま 何一つ変わってはいなかったこと 光の彼方 手を振りながら 雨に唄えば やがて見えるだろう きらりきらりと そのプリズムが 描いた 鮮やかな虹 伝えなきゃって空回るほど 掴めなかった秋の空模様 本当はもうわかっていたこと 響き渡った胸を打つ鼓動 日差しが今日の終わりを告げ 明日へと I’ll say no more ありったけの価値 それすらも無し なんてゆらり舞ってしまおう 楽しめば勝ち とは思えないし ほらきらり散ってしまおう 嬉しくなって下を向くのも 悲しくなって上を向くのも 何度も焼き付けてきたこと 積み重なった 落ち葉舞う道 二人乾いた音を立て 歩き出す I’ll say no more