あなたの目にはもうきっと 映らない色があるの 0時を過ぎた誰かと 同じ結末が迫る 額縁の砂漠 帆の無い船で 空っぽの宝箱と 知りながらただ酔った スワンソング 寄せ集めた誰かの言葉で綺麗な手紙 包んだ脆さを思い知るだけなのさ 腹の中の赤子を 数と数えきれないのは 腹の中にいるからで だけど確かにそこに在る 今は白い画布 何で汚したい? それとも彩りたい? 君だけが決めていい 叩きつけて砕けたって それはそれできっと綺麗な模様 弾けて溢れ出す 遠く遠く漂う 在るがままのメロディ 振り抜いて空振った 僕らの目だけに映り込むアーチ 例えられない色 宛名すら無い手紙 それぞれに風を切る 終わりの無いこの歌を 口ずさんで鳴らしたら 思い切るだけなのさ 鏡の中のあなたが 初めて笑ったかも