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調停者エピソード0

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  • 2022.06.27
  • 3:29
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歌詞

うっすら覚えているんだよ 断片的ではあるけれど うっすら感じていたんだよ どうしようもない結末を 孤児だった僕たちは 表面的な優しさを 疑うにはまだ幼くて 傷つく姉をただ見ていた ぽっかりお腹が空洞で 行くあてもなくたどり着いた ひたすら冷たい壁と目と 夜な夜な響く叫び声と ずっと眺めていたんだよ ちょっと開いてる隙間から ずっと震えていたんだよ だって助けられなくって 自分の置かれた境遇が 底辺だとすら知らなくて ただただ耐え忍んでたんだ ただただ恐怖で恐くて恐くて張り 裂けそう なにもかもが全てを奪い去る 五感の感情狂った奴らの手 その濁った腐った蝿のたかった ドブの匂いの豚めし腹につめ (憎悪の原石 磨け磨け) 足音が耳にこびりついた 本能が警告音を鳴らす 気づけば手は赤かった 夢の世界だね いけるのかな 遠いうんと遠い国なのかな 僕らは花瓶に挿す花なんだ 枯れるまでむしって楽しむんだ 握ればパラパラと音が鳴った おとぎ話が好きだった お姫さまに憧れていた 心が崩壊しそうでも 空想の世界光ってた お城に住むってどんなだろ 全然ピンとこなくって うっすら覚えていることは いつでも手を握ってくれた ずっと話してくれたよね ちょっとつじつま合わなくて クっと微笑えむ天使のよう ぐっと心痛くなって どうしていつでも庇ったの どうして逃げださなかったの 全て悪いのはあいつらだ 僕が王子さ白馬にまたがり助けるよ 十字を持て正義の裁きくらえ 濁った目玉をほじくり瓶に詰め ペンキよりも綺麗な真っ赤な絨毯 無限に広がる血の海素敵だね 知っていたよ僕がみんなみんな殺し 君を傷つけるものから守る 全て君のためにやったことなんだ (合格だこっちおいでおいで) 手を広げ抱きしめてくれるよね お姫さま救いに参りました どうして泣いてるの? 夢の世界だねやっときたね それが結末なら受け入れるよ ほらどこかで見た景色のようだ やっぱり君は笑っていた その銃口は幸せのチケットだね (遠い国からやってきました この世の不幸を取り除く ようこそ我が組織へ 調停者)

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