うるさい朝は昨日のこと つつがない日々ならばきっと 退屈な顔をしたままで 同じテーブルについてんだ ダレないように話してても まるで聞いていないようなのは 昨日のことは終わったこと 全部置いて後にするんだ 漏れ出る水の音が怖くても 止めようがなかったから 何もしないまま見ていたんだ 枯れるのを見ていたなぁ 言葉じゃなくて 形じゃなくて 嘘でもないもの 僕にゃなかったなぁ うるさい音はクラクションが ふいに背後から鳴るような 振り向いたけど無関係だ それでも気にしてしまうな 溢れる表情やら嘘の全部を 拾えなくなってから 終わることが見えてたんだ 今もそこにあるまま 朝まで生きてなんとなく続いて まだマシなんだと思いたかったなぁ それでよかったなぁ 流れる窓の向こうのこと 意味もないまま見ていたんだ こういうときに思うことが まだ刺さったままでいるんだ 言葉じゃなくて 形じゃなくて 嘘でもいいから 拾えたのなら 生きていくふりを続けている途中で 君がいるならマシと思うから 朝焼けの中 うるさい朝は昨日のこと つつがない日々ならばきっと 退屈な顔したままで 話を続けていくんだ