君が僕に嘘をついた日、 僕はベッドの中にいて 何度も読んだ小説の 最後のページを手繰ってた 君はさ、もういらないって言ったね 僕はさ、よくわかんないや ねえ、本当のこと言ったら ねえ、あなた泣くでしょう そのあとはずっと眠って 君の歯ブラシを捨てたよ 置いて行ったTシャツも ゴミ箱に放り投げたけど 外したし、しばらくとっておこうか 君に、怒られちゃたまんないし ねえ、あなたもういらないよ 幸せになってね、 わたしがいなくても 「恋なんてくだらないことで 傷つくもんなんだ」って 知るにはもう遅すぎるくらい、 全てになったドラマの 今夜が2人だけのための ラストシーンになるから 世界はゼロに戻るんだ … いつか君が「ただいま」って 言うのを 僕はどっかでまだ信じてるよ 僕が貸したDVDを返しに来るのを どっかでまだ期待してる 最早呪いに近いね、 本当どこで覚えたの? 僕も君にかけてたの? それは祈りに近いね 1・2・3で重ねた指は簡単に解ける いつかまたすれ違っても 二度と交わらない道を 決めた2人だけど、 ありがとうお元気で そんなハッピーエンドを 演じる自信はないよ 君がいない世界で、 君のいないストーリーで 振り出しに戻れたら どれほどによかっただろう 「恋なんてくだらないことで 傷つくもんだ」って 初めからわかっていたくせに、 また目逸らしてしまった 今夜、2人だけのために スポットライトが当たれば ドラマはそこで終わるんだ … 恋なんて