目が覚めてふと 昨日を思い出す あなたの声が聞こえる 時計を見て私の今日が始まる どんな瞬間もあなたは 私の前に現れるから どんなに忘れようとしても ずっと 鈍感な私でさえも 分かるんだから そろそろ ねえ、 分かってよ 部屋にはあなたのタバコの匂いが 染み付いている 忘れるには 荷物をまとめるしかないんだろう 残していったのは ただそれだけ 他にもっとあったのにね 縋り付いていたのが 馬鹿みたい どんな瞬間もあなたは 私の前に現れるから どんなに忘れようとしても ずっと 鈍感な私でさえも 分かるんだから そろそろ ねえ、分かってよ 早く 消えてよ