あのとき流した涙は あなたの本当の痛みで 口から溢れる言葉は あなたの本当の気持ちで 弾く指は血が滲んで 喉が擦り切れるほどに 叫んだ 誰かのためにとか まだそんな余裕なんてなくてさ 自分のためにだけ歌ってたい そんなふうに思ったっていいだろ あのとき感じたざわつき あれは本当の答えで 認めたくなくてもがいた あの瞬間は何にも 変えられない 目の前にある現実 「触れたくない」と離す ”逃げるのは簡単”とあなたは言う 気持ちはそう、分かってる 自分に嘘はつけないから 誰かのためにとか まだそんな余裕なんてなくてさ 自分のためにだけ歌ってたい 歌ってたい 見えない未来でも 喉をすり減らしながら歌うのさ 目の前に広がる景色はもう きっとあのときとは違うけれど Oh 輝く笑顔を見つめながら