もう 何ひとつも 望まぬほど 燃えた事があった もう どんな声も 届かぬほど 尽きた事があった そう 夢の亡霊(かげ)から 逃げるよう 希望も使命も 忘れる日さえあった けれど 現在(いま) 夢を見た 飽きもせずに 予感を見た また未来に 進むから それは 道になるだろう まだ 歩を止めるな 嗚呼 ひとりきりで 成し得ぬ事 いくつ出逢ったのか 嗚呼 絵空事と 呼ばれた夢 いくつ叶えたのか そう 栄光(かこ)に縋(すが)る 訳でなく すべての足跡 肯定するため 時代(とき)を繋げばいい 夢を見た 愚かしくも 予感を見た 美しいほど 動くから そこに 風 起こるだろう まだ 歩を止めるな さあ 足掻き生きてゆけ そう 命が有るだけ さあ 好きに生きてゆけ そう お前が願うだけ 夢を見た 飽きもせずに 予感を見た また未来に 進むから それは 道になるだろう まだ 歩を止めるな 夢を見た 愚かしくも 予感を見た 美しいほど 動くから そこに 風 起こるだろう もう 歩を止めるな