僕はないよどこにもいないよ いつまでも不確かなまんま 流れ落ちる日々をもがいて 積み重ねても満たされないまんまで 君はないよどこにもいないよ 探してみたよそうしないといけない と思って 遠く空から見渡す街のかげろう 気付いてしまったの 何も無いこと やがて時は過ぎて形は朽ちて それでも尚焦がす胸の 言葉にならぬこの高まりをこそ 命と呼んでまた今生きるの いつまでも不確かなまんま 流れ落ちる日々をもがいて 遠く空から見渡す街のかげろう ああ 出来る事ならば 水のように形を成さず 雲のように流るるままに 木々の如くその身をさらして あるがままをおそれず駆けて やがて時は過ぎて形は朽ちて それでも尚焦がす胸の 言葉にならぬこの高まりをこそ 命と呼んでまた今生きるの 求めたからこそこぼれ落ちたのは 罪欲深き僕自身の影 無かったからこそ追い求めたのは 果てしない虚無の群像 せめて 僕に出来ることはなんだろう? 心の震え剥き出して歌え 心の震え 剥き出して歌え