何も言えなくて押し殺して 貴方の蜃気楼を ボヤけながら追いかけても 何も見えなくて届かなくて 触れたらまた戻る迷路 結露した窓辺で独り、、、 たまに息詰まる今夜 混じり気ない吐く息は薄くて 余計な一言で 機嫌も取れなくて そもそもそんな 柄じゃないって 分かってるでしょ? 不甲斐ないこの日々は 馬鹿なふりさえ愛おしい 北風は綺麗に並んだ 自分の首を絞めた 夏に愛想つかれて 取り残されていって 冬空に彷徨った 妄想に振られて 何も言えなくて押し殺して 貴方の蜃気楼を ボヤけながら追いかけても 何も見えなくて届かなくて 触れたらまた戻る迷路 結露した窓辺で独り その優しさが痛くて 無邪気にはしゃいだ一瞬が もっと寂しく感じさせるんだ 今、片っぽが解けて 真っ新な空に 纏って願ってでも 貴方色になりたい またたく夜中に 傷を舐め合って 背を向けた朝に 重い体を捻った 偽りの渦の真ん中 散らかった心のまま みんなに見られてるよ ほら 棘のある言葉達と 綺麗な記憶だけで 空っぽの間を ピースで埋め合わせたの ピュアな貴方に ガラクタな自分は はなから 結べない色なの 何も言えなくて押し殺して 貴方の蜃気楼を ボヤけながら追いかけても 何も見えなくて届かなくて 触れたらまた戻る迷路 結露した窓辺で独り その優しさが痛くて 無邪気にはしゃいだ一瞬が もっと寂しく感じさせるんだ 今、片っぽが解けて 真っ新な空に 纏って願ってでも 貴方色になりたい