いつか やがて 枯れてしまう 運命 (さだめ) だと知ってても 強く儚く 咲く花こそ 美しいものさ あの駅にはもう 君はいなくて 「当たり前じゃないんだ」と 冬の風が頬を刺した ひとり あの薔薇のように 綺麗な君よ 悲しみも背負って 君のために 歌い続けるよ ずっと あの日 君に出会えたから 今日を迎えられたよ ローズティーが香る朝に 差し込む太陽 電車の窓に映る景色が なぜだろう 切ないよ イヤホンから不意に響くメロディー あの薔薇のように 寒さの中で輝いてた君は どんな向かい風も 立ち向かえるだろう きっと 「今すぐ会いに行くよ」と 舞い散る雪の中 息を切らして走った夜 「ふたりだけの秘密だ」と 笑い合った思い出は忘れないよ あの薔薇...あの薔薇のように 綺麗な君よ 悲しみも背負って 君のために 歌い続けるよ ずっと