ふわり 鼻につく 未開の生身身体 するり 駅につく 向かいは開発区域 ひと目 感じは身繕って 抜け目 一息吹きかけ ながら口にする本来は どこまで自覚的なの かたちだけ残すわけさえ 灰になってしまえば わざと目を合わせないのに いつもの調子を保つのね 夢と引き換えできるのは わたしではないわ ふわり 鼻につく 未開の生身身体 するり 駅につく 向かいは開発区域で 最新 ものにしようとも どこまで自覚的なの そこらじゅうの落書きたち なにを語ってるか ね、わざと目を合わせないのに いつもの調子を保つのね 夢と引き換えできてしまう わたしではないのって