ほら、私を悦ばす天才で でも、私を悲します天才で あなたが守る何かに 焦がれてやまない理由 人はこんなに刹那的に生きるもの? あと一晩側に居れるならば 積み上げてきた全てを 捨てても良いとさえよぎる 共犯者のよう息潜め 何度も教わった 風のリズムにシンクロするの くもりガラスに映し出す 輪郭ない景色は 明日など知らないフリをしている 芝居が終わる間際に席を立つ そうしていつも感情を押し殺し あなたが隠す何かは 知りたい知りたくない矛盾 重ねた吐息吐くだけ ふわりと遠く逃げる 幕はいつしか一人芝居ね くもりガラスに遮られた パズルの解答は 割らない方が綺麗だったのに 共犯者のよう息潜め あなたに教わった 風のリズムにシンクロするの あなたはわたしを悦ばせて 私をを悲しませる天才だったの