ひとりで見上げた夏空 私を強く責めてるようで 傷つけたことに 傷ついて 独りになって 怯えてた “愛されたい”と そんな気持ちが ゆらゆら心 火の花 灯る こんな私の叫ぶような 悲しい声が聞こえますか? あなたにどうか届きますように 願うほどに消えちゃいそうで 誰か 誰か 助けを求めた 弱いね ずるいね こんな私で 闇夜にそっと 線香花火 ぽたりと静かに落ちる 知らない幸せがあるなんて 知らなかった私は いつも理想の自分を追い続けてた そんなのどこにもないくせに 私はずっと 私が嫌い 心の中に 火の花 灯る あなたにとって こんな私の存在価値は どれくらいあるの? どんな私が存在したら あなたの心に響きますか? 生まれてきたこと ごめんね、なんて もう何度も 何度も 繰り返してた あなたみたいに前を向いて 強く歩いていけたなら… 幸せ 不幸 もう曖昧で 生きたい 消えたい もうわからない 儚く光る 線香花火 ぽたりと静かに落ちた