雪の絨毯 足跡つけて はしゃいだ遊歩道 未来(あした)なんて 考えもせず あなたと夢を描いてた 寄り添う横顔 あなたを感じて目を閉じた温もりが 幸せなのに少しこわくて 唇を噛み締めた 恋しくて また 会いたくて 冬めく星空に祈る 愛しくて この想いはずっと 触れてるだけで痛い あなたが笑った温度 あったかくて溶けてくよ 頬からこぼれた涙 流れ星みたいに消える 冷たく空に舞う雪が 消えてゆく手のひらに 吐息が色づくように こんな私を見つけてよ 雪の結晶 見えるくらいに 近づいた2人の距離 冬がくれた贈り物だ、と 紅くなる顔 隠してた あなたが話す夢 遠く感じて 耳を塞いでいた 幸せなのに不安だらけで 孤独にしがみついてた 待っていた まだ 会いたくて 凍えて死んでしまっても 壊れるくらい 後悔しても もう戻れないのに あなたがくれた言葉は 心にひんやり突き刺さる 瞼に映った笑顔が 映画みたいに鮮明で 街のイルミネーションが ぼやけてそっと流れ落ちてゆく いつまでも忘れらない こんな私を許してよ あなたがいない世界の片隅 こわいものなんて何もない 雪が降る頃に初めて気づいた もう失うものがないこと あなたが笑った温度 あったかくて溶けてくよ 頬からこぼれた涙 流れ星みたいに消える 冷たく空に舞う雪が 消えてゆく手のひらに 吐息が色づくように こんな私を見つけてよ こんな私を見つめてよ こんな私を溶かしてよ