世界が毎日変わっても 誰かは他人と暮らしても よほどのことではない限り 誰も死なずにすんでいる どうにか僕らは生きている 生きているから傷ついてる でもよほどのことではない限り 誰も死なずにすんでいる 最終的な計画はずいぶん先の話 目線をはずしてみないまま 剥がれた夜空の向こう側 三年おきの後悔と 逃した二年の歳月で 曲がった背筋の分だけ 見つめた屑が舞っている 夜 呼ぶ もう居ないのは随分寂しいから 呼ぶ 来ない あの昔描いた 理想の終点を 寂しい夜は外に出て 歩いて疲れて座り込んだら タバコを吸って 言い足りないこと考えたりした 案外浮かぶ他愛のない 味気ないそれをあなたに向かって 後で言うのはちょっとずるいよな 夜 酔う もう居ないのは 随分寂しいから 呼ぶ 来ない あの昔描いた 理想の終点を 世界が毎日変わっても 誰かは他人と暮らしても よほどのことではない限り 誰も死なずにすんでいる どうにか僕らは生きている 生きているから傷ついてる でもよほどのことではない限り 誰も死なずにすんでいるんだろう ああ このまま うまくいくもんと思っていた ああ これから 幸せになると思っていた ああ このまま 幸せになると思っていた 「愛されちゃいたい」 と思っちゃって 馬鹿なくせに笑って息してたら 良かったのに 世界が毎日変わっても 誰かは他人と暮らしても よほどのことではない限り 誰も死なずにすんでいる どうにか僕らは生きている 生きているから傷ついてる でもよほどのことではない限り 誰も死なずにすんでいる 消えるのなら後は追わせてね 夜 呼ぶ もう居ないのは 随分寂しいから 呼ぶ 来ない あの昔描いた 理想の終点を