憧れは未だ まだ醒めやらず スポットライトの光の中にある 届かぬ夢を追えば追うほどに またお前を傷つける 声を限りに叫び続けても 街のnoiseに消され聴こえない 汗を拭くたび 風は冷たくて 無様な姿でごめん 通り過ぎる人 切れた指先 お前の拍手だけが聞こえた 唇噛んで狂おしき その音をこの胸に刻む とても不器用で そして生意気で 大人になれないこの俺を いつも暖かく とても暖かく 包んでくれた真心を 雨に打たれた時 夢に敗れた時 想い出しては泣くでしょう そう どこかの道端で 歌声は街の空に消えて行き 指を止めれば何もなかったように いつものような物憂げな日々が また二人を閉じ込める お前の名を呼ぶ枯れ果てた声 荷物を畳みながら見上げる 夜空の星のその光よ いつの日かこの夢を 叶えて とても不器用でそして直向きな 俺たちの生きてきた道を どこまでも長くどこまでも遠く 果てしなく続く坂道を 登り切れるだろうか 辿り着けるだろうか 歌い続けて行けるだろうか 夜の道端で…… とても不器用で そして生意気で 大人になれないこの俺を いつも暖かく とても暖かく 包んでくれた真心を 雨に打たれた時 夢に敗れた時 想い出しては泣くでしょう そう どこかの道端で そう どこかの 道端で……