夢中で追いかけた憧れは まるで恋のようで 何度も通り過ぎた季節は まるで恋のようで 戻りはしないよ 若さはまるで恋のようで 変わらないように 純粋さはまるで恋のようで 夜が来るのが待ち遠しかった あの瞬間だけは 世界がまるで恋のようでした いつでもついてきた不安は まるで君のようで 少しずつ変わりゆくこの街は まるで君のようで 追いつけないよ あの月はまるで君のようで 踊り続ける あの音ははまるで君のようで 朝を待つのが怖くて寝たフリをした あの瞬間だけは 世界がまるで君のようでした 時間が過ぎれば きっと何もなかったかのように 日々は続いて風にふかれて 忘れてしまうのでした